北海道・知床半島沖の観光船沈没事故を受け、県内の観光・遊覧船の事業者は安全管理を一層徹底し、ゴールデンウイーク(GW)の行楽客を受け入れる。4月29日に今季の営業を始めた田野畑村の北山崎断崖クルーズは、運航基準をさらに厳格化。初日に訪れた観光客は、安全に気をつけながら三陸の海を満喫した。

 同村島越から出港した観光船SUNRIKUGO(サンリクゴウ、19トン)の第1便には、観光客ら7人が乗船。海風を浴びながら双眼鏡で景色を楽しみ、うみねこにパンをあげて約50分の船旅を満喫した。

 県内ではGW期間中、釜石市の魚河岸テラス発着で通年運航の漁船クルーズ(観光地域づくり法人かまいしDMC主催)が30日から5月5日まで、尾崎半島の青出浜に上陸する特別コースを運航し、釜石湾の湾港防波堤内を巡る。大船渡市の碁石海岸穴通(あなとおし)船(碁石観光遊覧船組合)は、碁石海岸観光まつりに合わせ同3、4日の運航を予定している。