明治から昭和初期に活躍した一関市出身の日本画家、佐藤紫煙(しえん)(1873~1939年)の代表作の一つ「鳳凰図屏風(ほうおうずびょうぶ)」が制作から1世紀の歳月を経て、郷里の市博物館(菊池勇夫館長)で初公開されている。

 長い尾羽をたなびかせ、海原の上を悠々飛ぶ鳳凰。向かい側の岩の上にはもう1羽が見つめ合うように待つ-。精密な筆致で色彩豊かな鳳凰図屏風は紫煙が47歳の1920(大正9)年、東京の医師から依頼を受けて制作した。

 10日まで。午前9時~午後5時、入館料は一般300円、高校・大学生200円。