2022.04.30

命守る緑のとりでに 大槌「森の防潮堤」植樹が完了

東日本大震災のがれきを使った土台に、広葉樹などの苗を植える大槌学園の4年生=28日、大槌町小鎚
東日本大震災のがれきを使った土台に、広葉樹などの苗を植える大槌学園の4年生=28日、大槌町小鎚

 東日本大震災の復興支援事業として、大槌町中心部の小鎚川沿いで2012年から進められてきた「森の防潮堤」づくりが28日、現地で最後の植樹を終えた。提唱した横浜国立大名誉教授の宮脇昭さん(植物生態学)は新型コロナウイルス禍のため2年間植樹が見送られたため、完了を見届けることなく昨年7月、93歳で死去した。住民らの手で植えた苗は約300メートルの区間に計2万5千本に達し、一部は緑を茂らせるまでに成長。「災害から命を守る森に」。故人の思いと町の未来を重ね合わせた。

 植樹会には大槌学園(小石敦子学園長、児童生徒618人)の4年生79人や主催する横浜ゴム(東京都港区、山石昌孝社長)の関係者が参加。町浄化センターの敷地内にシラカシやタブノキなど13種類約530本の苗を植えた。

◇      ◇

 記事全文は、4月29日付の岩手日報本紙をご覧ください。

定期購読申し込み・ご案内

岩手日報本紙電子新聞