滝沢市巣子の津軽三味線奏者黒沢博幸さん(49)と秋田市のドラマー大間ジローさん(67)でつくる「天地人」は23日、大槌町小鎚の城山公園体育館でコンサートを開いた。東日本大震災の被災地、被災者の「代弁者」として国内外で音楽活動を続けて11年。原点である同町に戻り、各地でもらった力を音にのせて住民らに届けた。

 無料で開き、約50人が来場。黒沢さん独自の「三味線シンセサイザー」が地鳴りのように響く音を奏で、9曲が披露された。壮大な世界観に包まれた会場は熱気に包まれ、終盤の復興応援曲「雲漢(うんかん)」では観客が総立ちになった。