かつて弘前藩・津軽氏の居城だった青森県弘前市の弘前公園は、全国有数の桜の名所として知られる。園内の桜は藩士が京都から持ち帰ったカスミザクラの苗木が最初とされ、明治期の廃藩置県後の荒廃を見かねた旧藩士らがソメイヨシノを植栽し、現在まで続く桜の礎となった。

 公園二の丸にある推定樹齢141年の木は園内最長寿で全国でも最古級。2016年には県天然記念物の指定を受け、旧藩士の思いを現代まで伝えている。

(東奥日報社提供)

【問い合わせ】弘前市公園緑地課(0172・33・8739)

【アクセス】東北自動車道大鰐ICから車で約25分。JR弘前駅から約2キロ。