イノシシによる農作物被害が急増する雫石町で本年度、捕獲やわな設置に励む町鳥獣被害対策実施隊(新里幹夫隊長)に新隊員7人が加わった。活動の中心となってきたハンターの高齢化が進む中、町は経験と技術を若い世代に伝承しようと研修施設も整備。町民の命と財産を守るための地域ぐるみの取り組みが進んでいる。

 7人は20~50代の農家や畑を持つ会社員ら。総勢41人が6班に分かれて活動する。8日に町中央公民館で辞令を手渡した猿子恵久町長は「町内全域に被害が広がり、イノシシは相当数いる実感がある。田畑と町民を被害から守ってほしい」と新隊員を激励した。