新生児、ヘリで搬送開始 緊急を要する患者対象

県と岩手医大は1日、ドクターヘリによる新生児の搬送を始める。緊急な治療を要する場合が対象で、地域の中核病院から高度医療を提供する同大付属病院に運ぶ。沿岸から25分程度で到着する見込みで、陸路に比べて大幅な時間短縮になる。広い県土で救命率の向上と予後の改善が期待される。
県によると、新生児や未熟児のほか、緊急措置が必要な新生児集中治療室(NICU)に入院する子どもが対象。心臓や循環器に疾患が見つかるなど地域の中核病院では対応が難しい場合に出動する。搬送元は主に県北、沿岸、県南地域を想定する。
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