第35回釜石市民劇場「満天の星は知っている『天文学者葛西昌丕(まさひろ)』若き日の私記」(実行委主催)は6日、同市大町のテットで上演された。新型コロナウイルス感染症の影響で2年ぶりの開催。地元の偉人の功績をたたえる熱演に、会場は笑いと涙に包まれた。

 午前と午後の2回公演で、午前の部には約150人が来場。葛西(1765~1836年)は唐丹(とうに)村(現同市唐丹町)本郷で水産加工を営む名家に生まれ、天文学者として知られる。

 創作劇では両親を亡くし祖母らと離れることになった少女と、お世話役の親戚の女性の2人が葛西と出会い、悩みを抱えながらも家族になっていく様子が情感たっぷりに演じられた。