半導体大手キオクシア(東京)は3日、量産拠点の北上工場(北上市)と四日市工場(三重県四日市市)で部材に不純物が見つかり生産を一部停止した影響で、主力製品の半導体記憶装置「3次元フラッシュメモリー」の出荷に遅れが見込まれると発表した。規模は明らかにしていない。

 同社によると、両工場は1月下旬に一部工程を停止し、2月下旬に通常稼働に戻った。加工処理に使う部材を調達した段階で、既に不純物が入っており、問題のない部材を購入したり、在庫を出荷するなどして対応してきた。

 中長期的な需要増が見込まれる3次元フラッシュメモリーは同社の製品の大半を占めており、現在は業績の影響を精査中。同社広報は「お客さまへの影響を軽減できるよう善処する」としている。