海氷渡る安全ルートに備え 昭和基地沖約1キロで工作訓練

【昭和基地で報道部・菊池健生】第63次南極地域観測越冬隊(沢柿教伸(たかのぶ)隊長)は、昭和基地沖約1キロの海氷上で「ルート工作」の訓練を行った。
基地がある東オングル島から南極大陸に行くには海氷を渡るため、安全なルート選定が不可欠。隊員は道具の扱い方を学び、安全行動に必要な知識を身に付けた。
約15人が参加し、海氷の厚さの計測班とルート工作班に分かれて訓練した。アイスドリルで海氷に穴を開け、メジャーで厚さを計測。ルート作りは、コンパスで正確な方向を決めた後、赤旗を立てながら、少しずつ道を延ばした。
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詳報は、3月26日付の岩手日報本紙をご覧ください。