2022.03.23

希望を奏で、感動の第九 東北ユースオケ3年ぶり岩手公演

ベートーベンの「第九」交響曲を熱演する東北ユースオーケストラとつながる合唱団=盛岡市・市民文化ホール
ベートーベンの「第九」交響曲を熱演する東北ユースオーケストラとつながる合唱団=盛岡市・市民文化ホール

 東北ユースオーケストラ(TYO)の演奏会(TYO、岩手日報社主催)は22日、盛岡市の市民文化ホールで開かれた。新型コロナウイルス禍のため3年ぶりの岩手公演。約1200人の来場者は、世界初演曲やベートーベンの「第九」交響曲に惜しみない拍手を送った。

 TYO代表で監督の坂本龍一さん作曲「いま時間が傾いて」の世界初演で開幕。哀切な音調から律動が始まり、祈りに至る佳曲がここに生まれた。

 指揮者・柳沢寿男さんのタクトのもと、東日本大震災を経験した岩手、宮城、福島3県出身・在住の小学生から大学生の団員約100人と、全国の自然災害被災地から集った「つながる合唱団」約60人が「第九」を披露し、喝采を浴びた。