これからも先人の教えを伝える-。県内の多くの高校で卒業式が行われた1日、山田高(晴山俊校長、生徒90人)で東日本大震災の伝承に取り組んだ32人が門出を迎えた。
津波石碑の研究や町民への取材など独自のカリキュラムを3年間受けた「1期生」で、町に提言した伝承の取り組みの一部は新年度事業に盛り込まれた。
活動を契機に大学で防災に関わる研究を志す生徒もおり、震災を知らない世代が増えていく中、教訓の継承と町の将来を担う決意を胸に学びやを巣立った。
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記事全文は、3月2日付の岩手日報本紙をご覧ください。