2022.03.19重要な火災報知機の点検 極地ツイート(37)試験器で熱や煙を発生させ、天井の報知機の動作をチェックする機械隊員 水や物資が限られる昭和基地での火災は、生存に関わる大問題となり得る。観測隊が年2回行う火災報知機の点検は特に重要。機械隊員の正治徹一さん(30)=関電工、茨城県ひたちなか市出身=らが、試験器で熱や煙を発生させ、天井の報知機の動作をチェック。1日で189個を点検した。「裏方の仕事だが、なくてはならない作業」と正治さん。国内で何の気なしに見ていた報知機のありがたみと、保守する人の大切さをより強く感じた。 (報道部・菊池健生)◇ ◇ 第63次南極観測越冬隊の活動は、岩手日報本紙をご覧ください。 定期購読申し込み・ご案内 岩手日報本紙電子新聞 南極支局関連リンク 南極支局関連記事厳しい環境、生きる知恵 南極days(13)(06/29)激しく輝く「オーロラ爆発」前 高エネ電子、大気深くまで到達(06/28)昭和基地でじゃじゃ麺?! 極地ツイート(51)(06/28)昭和基地包む極光 南極支局(06/28)極夜乗り切る団結の宴 昭和基地でミッドウインター祭(06/26)