永井万感ラストレース 「最高の競技人生」

【ショーナッハ(ドイツ)共同】ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)複合男子は13日、ドイツのショーナッハで個人最終第20戦が行われた。
北京冬季五輪の団体で日本の銅メダル獲得に貢献した38歳の永井秀昭(岐阜日野自動車)は、現役最後のワールドカップ(W杯)を25位で終えた。参戦11シーズン目の今季で競技の第一線から退く意向を示していたベテランは、晴れやかな表情でゴールに飛び込んだ。
前半飛躍を16位で折り返して迎えた後半距離。「遅咲きの苦労人」と言われる自身の競技人生と重なるような粘りで、ハイペースの集団に食らいついた。順位を落としたものの、最後は手を挙げてゴール。日本チームの仲間たちに胴上げをされ、「最高の競技人生」とかみしめるように話した。
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詳報は、3月15日付の岩手日報本紙をご覧ください。