2022.03.12

故郷へ伝えた「勇気」 迷い乗り越え懸命な滑り、山田町出身・阿部

女子12.5キロ立位 射撃をする阿部友里香=張家口(共同)
女子12.5キロ立位 射撃をする阿部友里香=張家口(共同)

 東日本大震災で被災した故郷に長い間、伝えられない言葉があった。バイアスロン女子の阿部友里香(26)は山田町出身。アスリートとして悲しみの癒えない人々をどう励ませるか悩んできた。でも昨年の東京五輪・パラリンピックを見てスポーツの力を実感した。応援してくれるみんなにやっと言える。「自分の滑りで勇気づけたい」。震災から11年の11日、12・5キロ立位に出場し、頑張る姿を見せた。

 今年2月1日付の町の広報誌に「自分の姿を見てもらうことで皆さんに元気を与え、恩返ししたいです」と抱負を寄せていた。13位でレースを終えた阿部は悔しがる一方で「何か一つでも未来に向けて良い形を残せたらいいなと思って走った」と話した。

(共同=新井友尚)

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 記事全文は、3月12日付の岩手日報本紙をご覧ください。

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