東日本大震災の津波で校舎が全壊し、高台移転した山田・船越小(多田敢(つよし)校長、児童85人)は11日、山田町船越の同校で「明日へ」集会を開いた。児童は震災の記憶を語り継ぎ、自分や大切な人の命を守ることを誓った。

 集会名は2011年度の卒業生が作詞した歌「明日へ」に由来。6年生が「歌詞づくりの中で正直な気持ちと向き合い、希望や悲しみを盛り込んだそうです」と先輩の思いを代弁した。

 新型コロナウイルス感染症対策のため児童による合唱は行わず、当時交流のあった広島県福山市の児童が歌う「明日へ」の映像を流した。5年生が防災学習の成果を発表し、多田校長が紙芝居の読み聞かせを行った。