県は10日、奥州保健所が新型コロナウイルスの患者1人の個人情報を漏えいしたと発表した。誤って別の男性に電話した際に患者ではないと指摘されたにもかかわらず、さらに患者の氏名が記載された健康観察の登録に関するショートメールを男性に送信した。患者や男性に謝罪し、再発防止に努める。

 県によると、電話とショートメールによる個人情報漏えいは2日に発生。その後も担当者間で情報共有や修正が徹底されず5日までに、男性には電話1回、メール2回の連絡が入った。漏えいした情報は患者の氏名で、男性以外への流出は確認されていない。

 県は男性に対し、メールの削除を要請し、患者に謝罪した。9日付で各保健所に対し、個人情報の管理徹底などを通知した。奥州保健所では、登録情報の修正時は管理職が確認するなど対応を改める。