2022.03.01

越冬交代後初のブリザード 昭和基地、外出注意令

通信室で隊員の現在地を確認する沢柿教伸越冬隊長(中)ら観測隊員=27日正午、南極・昭和基地
通信室で隊員の現在地を確認する沢柿教伸越冬隊長(中)ら観測隊員=27日正午、南極・昭和基地

 【昭和基地で報道部・菊池健生】低気圧の影響で、南極・昭和基地は27~28日、ブリザード(吹雪)に見舞われた。第63次南極地域観測越冬隊(沢柿教伸(たかのぶ)隊長)の越冬交代後、初の外出注意令も出された。

 「外出注意令を発令します」。27日正午、基地内にアナウンスが流れると、隊員たちは無線などで安否を報告。主要部の出入り口には発令の紙が掲示された。

 発令後、屋外の隊員は直ちに基地主要部や非常食のある近くの建物に避難しなければならない。今回は予報に基づく予告があったため、全員が屋内にいた。

 今回は3段階の強度では最も弱い「C級」相当だったが、それでも最大瞬間風速25・7メートル、視程の最短は約400メートル(速報値)と大荒れ。気象隊員チーフの朝原信長(のぶなが)さん(43)=広島県呉市出身=は「3月ごろからブリザードは増えてくる。隊員には早めの行動、事前準備をお願いしたい」と警戒を強める。

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 第63次南極観測越冬隊の活動は、岩手日報本紙をご覧ください。

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