暴風雪、交通網に乱れ 県南部では渋滞や事故相次ぐ

21日の県内は、強い冬型の気圧配置の影響で、暴風雪となった。県南部では吹雪で視界が悪くなるホワイトアウトになり渋滞や事故が相次ぎ、交通機関も乱れた。
北上市有田町の国道4号では、吹雪で前方が見えにくく、車はライトを点灯させて慎重に走行した。
東北道は一部区間で終日通行止めが続いた。北上市では県交通の路線バスがスリップし軽乗用車に追突したほか、奥州市で大型トラックが電柱に衝突した。JR盛岡支社によると、在来線の上下25本が運休し、空の便は花巻空港発着の12便が欠航した。
盛岡地方気象台によると、22日も冬型の気圧配置となり雪や曇りとなる見込み。同気象台は強風や吹雪による交通障害に注意を呼び掛けている。