高橋英輝、パリ五輪へ再出発 日本選手権男子20キロ競歩V

【大阪支社】不屈のウオーカーは五輪のメダルを諦めない。神戸市で20日に行われた陸上の日本選手権男子20キロ競歩で、花巻市出身で東京五輪代表の高橋英輝(えいき)選手(29)=富士通、花巻北高-岩手大=が3年ぶりの優勝を果たした。
失意に終わった東京五輪以来となる20キロのレースで日本一を勝ち取り、目標の2024年パリ五輪でのメダル獲得へ新たな一歩を踏み出した。
「集大成」と定めた東京五輪が32位に終わり「悔しくて情けない思い」に大粒の涙を浮かべた。それでも五輪の後には「最後まで歩いてくれてありがとう」と多くの人に声を掛けられた。「結果を残せなくても応援してくれている人がいる。今度は結果で期待に応えたい」と、現役続投の思いを固めた。
◇ ◇
詳報は、2月21日付の岩手日報本紙をご覧ください。