東日本大震災で全壊し、陸前高田市高田町に再建した陸前高田高等職業訓練校(藤原出穂(いずほ)校長)の見学会は11日、同校で開かれ、訪れた市民らが気仙大工の技術と伝統に理解を深めた。

 梁(はり)組みなどに気仙大工の技を取り入れた建物や、訓練生の木工作品を公開。県卓越技能者で同校指導員の中村多一さん(62)による、細かい木片を組み合わせる「組子細工」の製作実演も行われた。

 校舎は昨年6月に運用が始まり、訓練生は木造建築科に2人が在籍。親子向けの木工教室を開くなど、地域の憩いの場としても浸透を図っている。