宮古市臨港通の宮古製氷冷凍工場(資本金3500万円、竹花健一社長)は事業を停止し、破産申請の準備に入った。東京商工リサーチ盛岡支店と帝国データバンク盛岡支店によると、新型コロナウイルス関連倒産で負債総額は約1億5千万円。

 1947年設立。宮古市魚市場周辺に冷凍工場を3拠点構え、地元で水揚げされた水産物の冷凍加工や製氷事業を展開。ピーク時には売上高10億円以上を計上した。東日本大震災の津波で冷凍工場が被災し、一時休業するも補助金などを活用し、業績を回復させた。

 だが、主力のサケやサンマの漁獲不振に伴い、2021年3月期には売上高5億円を下回った。さらにコロナ禍で収益性が低下し、事業継続を断念。17日に事業を停止した。従業員は10人。