2022.01.30

「火星」を探せ 地質・地形調査、探査模擬地検討へ

火星模擬地の選定調査のため、赤茶けた露岩域で岩石を採取し、写真撮影する野口里奈さん=南極大陸・スカルブスネス
火星模擬地の選定調査のため、赤茶けた露岩域で岩石を採取し、写真撮影する野口里奈さん=南極大陸・スカルブスネス

 【南極大陸で報道部・菊池健生】将来の火星探査に役立てようと、第63次南極地域観測隊(牛尾収輝隊長)は南極大陸で「火星模擬候補地」を探している。初期火星と似ているとされる寒冷で乾燥した南極で、地質や地形を調査。取得データを国内で分析し、適地があるか判断する。

 調査は夏隊員の新潟大助教、野口里奈さん(34)=福井県坂井市出身、惑星火山学=が露岩域5カ所で実施。スカルブスネスでは、赤茶けた岩肌にハンマーを振るい、岩石を採取した。現地の岩場や砂地の状況を調べ、将来的に探査機の実験フィールドとして活用できる場所も探す。

 

関連リンク