日本遺産奥南部(おくなんぶ)漆物語推進協議会(会長・藤原淳二戸市長)は27日、八幡平市堀切の西根一中(高橋徹校長、生徒92人)で、同市や二戸市で長年受け継がれてきた漆文化の魅力や、新聞製作について学ぶ「漆×NIE授業」を開いた。

 同校1年生28人が参加。体験学習では、地元の安比塗漆器工房を運営する安比塗企業組合の工藤理沙代表理事を講師に、箸の絵付けに挑戦した。生徒は筆やスポンジを使い赤、青、黄、白色の色鮮やかな漆で絵や模様を描き、オリジナルの箸を作った。

 新聞製作では、岩手日報社の駒井千年NIE・読者部長が、記事の構成や見出しの付け方などを説明。生徒は、同日学んだ漆文化の歴史や絵付け体験についての記事を書き、新聞を作った。

 伊藤華恋(かれん)さんは「絵付けは思った以上にきれいに色が出て驚いた。地元に伝わる漆文化の歴史を学べたので、作った新聞を通じてみんなに広く伝えたい」と思いを新たにした。

 八幡平市では、18日に平舘高でも同授業を開いた。