西和賀町白木野地区の住民は19日、同地区で厄払い行事の白木野人形送りを行った。わら人形を作って地区境に設置し、新型コロナウイルス感染症の収束を祈念した。

 約20人が白木野公民館に集まり、稲わらを編んで約1.2メートルの勇ましい武士のわら人形を作った。裃(かみしも)を着せ、腰には大小の刀を差した。完成後はほら貝と太鼓の音を響かせて約1キロ練り歩き、地区境の木にわら人形をくくり付けた。

 人形送りは集落に疫病が入るのを防ぐ意味があり、200年以上前から続くとされる。同地区では毎年1月19日に行われており、わら人形は来年の人形送りまで設置される。