かゆを炊いて、今年一年の天候と農作物の作況を占う一関市藤沢町西口地区の伝統行事「御例(おためし)神事」は8日夜、同地区の白沢神社などで行われた。

 地元で450年以上続く神事は米5合をわらを燃やして炊き、一緒に鍋に入れた「大根」「白菜」「早生」などと記された約3センチの竹筒の中に入った米粒の数で占う。

 氏子たちは神社で炊き上げた米を西口コミュニティーセンターに運ぶと、米粒の数を一つ一つ数えた。小野道教宮司(59)は「天候はまあまあ、米は努力が必要、果物はよろしい」とご託宣を述べた。占う作物は数年前から、ヒエやアワをピーマンやトマトと入れ替え、現代農業に対応している。