八幡平市の浅沢地域振興協議会(斎藤政四郎会長)は同地域の岩屋地区で100年以上前に使用していたとされる漆器作りの作業場「漆室(うるしむろ)」を同市叺田(かますだ)の市博物館前の敷地へ移設する作業を進めている。27日は地元の安代小の4年生15人が土壁塗りを体験した。

 児童は斎藤会長や地域住民らの手ほどきを受けながら手やこてで土壁を塗り、「土が軟らかい」「楽しい」と歓声を上げた。同校では地域の伝統文化について学んでおり、馬場杏(あんず)さんは「土が重くて塗るのが大変だった。貴重な文化財をこれからも残していきたい」と思いを新たにした。