2021.09.25

被災前の記憶後世へ 大槌高復興研究会が住民の聞き取り実施

高木桜子さん(右から2人目)から震災前のまちの様子などを聞く生徒ら。撮影した動画は映像としてまとめる
高木桜子さん(右から2人目)から震災前のまちの様子などを聞く生徒ら。撮影した動画は映像としてまとめる

 大槌高(継枝斉(つぐえだ・ひとし)校長、生徒149人)復興研究会は23日、大槌町の復興状況を記録する「定点観測」の一環で、新たな取り組みを始めた。2013年から継続する町内約180地点での写真撮影に加え、地域住民らから東日本大震災の被災体験や以前のまちの様子を聞き取った。年内に映像にまとめ、震災を経験していない世代も増える中、それ以前からの町の変遷を知る手掛かりを残す。

 同研究会の1~3年生約30人が8班に分かれ、町内8地区で実施。町中心部の町方地区では、旧大槌中1年のときに被災した団体職員の高木桜子さん(24)が、震災前はイベント時に旧役場前がにぎわっていたこと、旧町立図書館で友人と過ごした思い出などを語った。震災で同町須賀町の自宅が全壊したが、家族それぞれが高台に逃げて助かった話もあり、生徒たちはじっと耳を傾けた。

 聞き取りの様子は動画で撮影しており、年内をめどに映像をまとめる。同校ホームページなどに掲載する予定。

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 記事全文は、9月24日付の岩手日報本紙をご覧ください。

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