遠野・達曽部(たっそべ)小(高橋弘寿校長、児童45人)は9日、遠野市宮守町の同校で教員向けのNIE校内研究会を開いた。教員9人が日本新聞協会認定NIEアドバイザーに新聞を活用した授業や教材研究の方法を学んだ。

 同アドバイザーで八幡平・柏台小の田村勝校長が「社会科実践とNIE」をテーマに模擬授業や実践発表を行い、「新聞を使うと教科書の内容が身近になる。新聞で『教科書の生活化』を図ることができる」と解説した。

 「自動車工場と関連工場」(5年)の実践発表では、授業の導入に2018年9月の北海道地震の記事を活用し、児童が大地震で道内からの物流が寸断されたことを知ったと説明。部品が届かない影響を調べ、県内自動車工場とのつながりに理解を深めたことを振り返った。

 「見学メモを生かしたはがき新聞づくり」(3年)の実践発表では、ワークシートを使って見学メモの情報を整理し、伝えたいことを三つ選んではがき新聞にまとめた活動を紹介した。

 教員の荒川翼玖(たすく)さん(23)は「ワークシートなどを参考にしたい。子どもたちの学びが有意義なものになるよう新聞を活用した教材研究に力を入れたい」と意欲を示した。