大槌町は、東日本大震災の被災跡地2カ所に震災の出来事を伝える仮看板を設置する。対象は同町新町の旧役場庁舎跡地と、観光船が乗り上げた同町赤浜の旧民宿跡地で、年内の完成を目指す。

 看板は木製の枠にアルミ製の板をはめ、震災直後と現在の比較写真、関連情報を取得できる2次元コードなどを記載する方向で検討中。町は今月中に詳細設計を詰め、町内業者に発注する。

 伝承の場として修学旅行生などが大勢訪れていた実情や遺族の要望を踏まえて決定。町は町議会9月定例会に工事費46万円を盛り込んだ2021年度一般会計補正予算案を提案、9日に可決された。