岩手競馬の競走馬から禁止薬物の筋肉増強剤ボルデノンが検出された問題で、県競馬組合(管理者・達増知事)の処分を受けた調教師4人が取り消しを求めて同組合に審査請求した。県警の捜査で、禁止薬物が自然発生し偶発的に馬が摂取した可能性が高いと結論付けた事案で、「調教師のみに責任を問う処分は不当」と訴えた。

 審査請求は10日付。4人はレース後に陽性が確認された5頭を管理していた岩手競馬所属の晴山厚司調教師(68)、三野宮通調教師(61)、桜田浩樹調教師(46)、高橋純調教師(51)。19日に県庁で代理人弁護士と記者会見した。