2021.08.10

県内、大雨被害まとめ

 台風9号から変わった日本海の低気圧の影響で、東日本や北日本では激しい雨が降った。本県では、住家被害や道路の通行止めが相次いだほか、鉄道のダイヤが乱れた。

 県防災課のまとめ(10日午前10時現在)によると、久慈市と野田村の6世帯8人が避難所に身を寄せた。 住家被害は宮古市の1棟と洋野町で2棟が床下浸水した。同市の現場は日の出町の宮古・二中に近い住宅街で、9日午後8時すぎに市役所に通報した住人の70代女性は「庭が冠水し、玄関の手前まで水がきた。やんだと思ったら急にまた降り、不安だった」と話した。

 沿岸部の三陸道、国道、県道の5路線9区間は10日午前10時現在、土砂流入や冠水で通行止めが発生した。

 JR盛岡支社によると、大雨や土砂流入により八戸線の久慈|階上駅間で終日運転を見合わせ。同日午前10時45分現在、上下計16本が運休・区間運休した。東北線一ノ関―小牛田駅間は上下4本の運休が決定。午後6時ごろまで減便を予定している。

 三陸鉄道は田野畑―久慈駅間で終日運転を見合わせる見込み。

 東北電力ネットワーク岩手支社によると、風雨などの影響で一関市、久慈市、奥州市の計3325戸が停電。同日午前10時40分現在、計1076戸で続いている。

 降り始めから10日午前11時までの降水量は普代264・5ミリ、久慈・下戸鎖235・5ミリ、宮古191・5ミリ、洋野・種市172・0ミリなど。普代は同日午前3時10分までの24時間降水量244・5ミリを記録し、8月の観測史上最大を更新した。

 盛岡地方気象台によると、低気圧は昼過ぎにかけて東北地方を通過する見込みだが、大雨は今夜遅くまで続く見込み。11日午前6時までに予想される24時間降水量は多い所で内陸100ミリ、沿岸北部80ミリ、沿岸南部60ミリ。

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