2021.07.06

問われる価値の発信 平泉つなぐ心、世界遺産登録10年

 「平泉の文化遺産」の世界遺産登録から29日で10年を迎える。新型コロナウイルス禍や紛争など先行き不透明な時代が続き、奥州藤原氏の平和思想と文化の価値はより一層の評価と共有が望まれる。普及やまちづくり、拡張登録、他の遺産との連携に向けた取り組みなどから「人類の宝」をつなぐ方策を探る。

 「平和な世界を願った清衡公の思いを受け継いでいくことが大切です」。平泉町の中尊寺金色堂前で23日、修学旅行で訪れた二戸市の仁左平(にさたい)小5、6年生がガイドの説明にうなずく。玉川統真(とうま)さん(6年)は「先人たちの願いが込められた平泉の素晴らしさを僕たちも伝えていきたい」と張り切った。

・・・(以下、略)・・・