2021.07.05

本県は団体5位 紫波町で東北六県将棋

5位の岩手県チーム。左から先鋒・昆隆志三段、大将・岩崎唯人二段、副将・小島常明五段、盾石拓監督
5位の岩手県チーム。左から先鋒・昆隆志三段、大将・岩崎唯人二段、副将・小島常明五段、盾石拓監督

 将棋の第64回東北六県大会(岩手日報社など東北5新聞社主催)は最終日の4日、紫波町の紫波グリーンホテルで3~5回戦を行った。本県は通算1勝4敗で5位だった。青森が3年ぶり9回目の優勝を飾った。

 3回戦の福島戦。大将・岩崎唯人二段(18)=盛岡市=は、強豪竹内俊弘五段に攻め込まれ不利に。強靱(きょうじん)な粘りにより形勢混沌(こんとん)の局面まで持ち直したものの、竹内五段に決められた。副将・小島常明五段(66)=遠野市=は勝勢から継続手を誤り逆転を許した。先鋒(せんぽう)・昆隆志三段(38)=盛岡市=は、急戦により中盤まで優位とするも反撃され敗戦。

 続く4回戦の秋田戦。岩崎二段は自陣の薄さを突かれ寄せられた。小島五段は穴熊から美濃囲いへの組み替えが効果を発揮、強烈な駒さばきで快勝した。昆三段は、四間飛車に対し居飛車穴熊で対抗。自陣に馬を引きつけ堅い陣を築き、優勢を徐々に拡大する将棋で圧倒。岩手は待望の団体1勝を挙げた。

 最終5回戦は山形戦。岩崎二段は居飛車左美濃に組み、雁木囲いの相手をきれいに討ち取った。小島五段は相手玉頭から攻略しようとしたが、強い反撃にあい敗れた。昆三段は双方玉を固めじっくりした展開。終盤有利な局面もあったが寄せられ力尽きた。

 盾石拓監督(54)=北上市=は「予想していた以上に厳しい展開。地元開催ということで選手に硬さと力みが見られた。初戦を落とし流れに乗れなかったのも大きい。巻き返しを図りたい」と誓った。

 個人は、先鋒戦で岩手代表としての出場経験もある青森代表・中川滉生五段が全勝優勝。副将戦では、本県から転出の宮城代表・小山真央五段が2位に入った。

 

本県の成績

▽3回戦
 岩手  0-3 福島
●岩崎②(125)竹内⑤○
●小島⑤(142)渡辺⑤○
●昆 ③(145)松井④○

▽4回戦
 岩手  2-1 秋田
●岩崎②(133)杜 ⑤○
○小島⑤(101)齋藤③●
○昆 ③(126)佐藤⑤●

▽5回戦
 岩手  1-2 山形
○岩崎②(119)花輪④●
●小島⑤(135)本間③○
●昆 ③(128)山寺⑤○

(丸数字は段位。かっこ内の数字は手数)

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