盛岡市の県立美術館で開催中の「足立美術館展 横山大観と近代日本画の名手たち」で講演会が開かれ、足立美術館(島根県安来(やすぎ)市)の安部則男学芸部長が、同館の誇る日本庭園と所蔵作品を紹介した。

 足立美術館は1970年、安来市出身の実業家足立全康(ぜんこう)が設立。91歳で亡くなるまで精魂を傾けた日本庭園は約16万5千平方メートルにおよび、四季の美しさは海外でも評価が高い。

 全康の庭造りへの情熱について「木や石の一つまで把握し、庭師に電話でも指示するほどだった」と回顧。「私たちの美術館と庭園は、日本の宝だと自負している」と力を込めた。

 講演会は6月26日、定員100人で開かれた。

 同展は8月1日まで。県立美術館、岩手日報社、IBC岩手放送など主催。東北電力特別協賛。午前9時半から午後6時(入館は同5時半まで)。月曜休館。一般1400円、高校生・学生1200円、小中学生700円。