2021.07.22

大槌町が震災検証の報告書公表 犠牲となった38人の行動に焦点

 大槌町は21日、東日本大震災で犠牲になった町職員ら38人分の被災経緯をまとめた報告書を公表した。関係者の証言を基に、職員の行動を時系列で再現した。災害対策本部(災対)を設置した旧役場庁舎敷地内を津波が襲い、大きな被害が出た要因については「危機管理体制の脆弱(ぜいじゃく)さがあった」と改めて指摘した。町による一連の検証作業は今回で一区切りとし、教訓を後世に伝える。

 報告書は▽2011年3月11日から翌12日朝の職員の行動を時系列で再現▽亡くなった職員が最後に目撃された時間や場所、様子を記録▽被害が拡大した要因の検証▽同僚や友人が振り返る犠牲者との思い出-の4章構成。当時の町職員46人を含む計56人への聞き取りは、元専門紙記者の佐藤孝雄さん(55)が行った。証言は写真と照合し、新たな推定津波到達時刻や目撃情報も明らかになった。

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 詳報は、7月22日付の岩手日報本紙をご覧ください。

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