IBC岩手放送(鎌田英樹社長)は1日、西和賀・湯田中(吉田幸哉(ゆきや)校長、生徒48人)で東日本大震災に関する授業を行った。同社制作の「碑(いしぶみ)の記憶」仮想現実(VR)の視聴体験を通じ、生徒らは震災を継承する決意を新たにした。

 全校生徒が参加。メディア戦略部の相原優一部長が、本紙連載「碑の記憶」で取り上げた沿岸の津波石碑や遺構のVR映像を紹介。石碑に刻まれた明治、昭和の大津波の教訓を字幕とともに読み上げる機能もあり「VRはデジタル時代の碑だ」と強調した。

 生徒は専用ゴーグルを着用し、首を上下左右に動かしながら臨場感を体感。2年生は8月の宿泊研修で大船渡市や陸前高田市を訪問する予定で、震災学習の予習を兼ねて積極的に参加した。