国際リニアコライダー(ILC)の技術セミナーは30日、盛岡市のプラザおでってで開かれ、産学官の約50人が地域への波及効果などに理解を深めた。

 国内誘致を推進する先端加速器科学技術推進協議会(AAA、東京)で地方創生・まちづくり分野を担当するNTTファシリティーズ街づくり推進部の平井貞義東北担当部長らが講演した。

 平井氏は東北大に建設中の次世代放射光施設を軸に、産学官が連携して産業創出を目指す「仙台エコシステム」の取り組みを紹介。ILCが北上山地(北上高地)に立地すれば盛岡市でも同様の展開ができるとし「魅力ある生活、事業環境を生かし、グローバルで質の高い都市が形成できる」と説いた。

 セミナーはいわて加速器関連産業研究会、岩手大、岩手医大、県立大が主催した。本年度は今回を含めて計5回予定する。