宮古市津軽石地区の水道水から異臭が発生している問題で、出光興産(東京)は14日までに系列のガソリンスタンドのガソリンが地下水に漏れている可能性が高いと公表した。

 同社によると、市の調査で同市津軽石の取水井戸から南東約250メートルの場所にある「ミヤコ石油津軽石SS」周辺の地下水でガソリンに添加される化学物質の数値が高いことが判明。その後の調査で、スタンド地下タンク内のハイオクガソリンの減り幅が通常より多く、タンクと地上をつなぐ配管に異状が見つかった。

 市が異臭の原因物質と特定したETBE(エチル・ターシャリー・ブチル・エーテル)は同社のハイオクガソリンにも添加されていた。市はフランスの摂取基準値に満たないため、飲用は問題ないとしている。異臭は昨秋と今月上旬に発生し、住民から複数の通報が寄せられていた。