2021.06.04

馬事文化継承に懸念 「チャグ馬」分散開催も中止

チャグチャグ馬コに向け、馬のコンディションを確認する山本勝美さん。2年連続の中止を受け、落胆を隠せない=滝沢市鵜飼安達
チャグチャグ馬コに向け、馬のコンディションを確認する山本勝美さん。2年連続の中止を受け、落胆を隠せない=滝沢市鵜飼安達

 盛岡、滝沢、矢巾の3市町で12日に分散開催される予定だった本年度のチャグチャグ馬コについて、保存会(会長・谷藤裕明盛岡市長)は3日、中止することを明らかにした。

 盛岡市を中心に新型コロナウイルスの患者確認が続き、拡大防止を優先した。一方、2年ぶりの晴れ舞台を見据えて準備を進めてきた馬の生産者は落胆。近年は農耕馬の飼育数減少に伴い、参加規模の縮小も顕著で、馬事文化の継承に向けて危機感が広がった。

 谷藤市長が会見で「市民の安心安全を最優先し、今は感染拡大防止に全力で取り組む。観覧を楽しみにしていた人に申し訳ない」と理解を求めた。滝沢市と矢巾町も同日、中止の方針を発表。12日はインターネットやテレビ放送で馬事文化を発信する。

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 詳報は、6月4日付の岩手日報本紙をご覧ください。

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