【本紙特派員・清川航矢】米大リーグマリナーズの菊池雄星(花巻東高)は、今季14戦に登板してクオリティースタート(6回以上で自責点3以下)を10試合達成。抜群の安定感を誇る。5勝3敗と勝ち星にはつながっていないが、多くの試合で試合をつくり、チーム最多イニング(86回1/3)を投球。けが人が相次ぎ手薄な投手陣を支える大黒柱となっている。菊池は遠征先のシカゴで岩手日報社の単独インタビューに応じ、好調の前半戦を「まだまだだが、良いステップは踏めている」と手応えをにじませた。

◇  ◇

 マリナーズの菊池雄星に今季の投球と今後の目標を聞いた。

 ―シーズン開幕前に思い描いていた姿と現在を比較してどうか。

 「良いステップは踏めているが、これで終わりではない。まだまだ上に行ける」

 ―試合中は何を考えているか

 「場面によって違うが、100球で7回投げることが大事。最低でも6回。勝ち負けはそこまで気にしていなくて、162試合掛ける9回を誰かが投げないとシーズンが終わらない。そこにどれだけ貢献できるか。休みも少ない、中継ぎも大変。どれだけイニングを稼げるかが大事だ」

 ―今季のこれからの目標は。

 「今シーズンの目標ではないが、『マリナーズのエースは雄星だ』と誰もが呼んでくれるような投手になりたい。それは1年とか半年では得られない。2、3年と(好投を)続けた先についてくると思う。そこに向かって毎試合投げている」