2021.06.28

本県、2勝2敗で3位 東北六県囲碁大会

3位に入った本県の(左から)簡聡監督、大将熊谷将人六段、副将渡辺健六段、先鋒吉原理一郎六段
3位に入った本県の(左から)簡聡監督、大将熊谷将人六段、副将渡辺健六段、先鋒吉原理一郎六段

 第65回東北六県囲碁大会(岩手日報社など東北5新聞社主催)最終日は27日、盛岡市のホテルニューカリーナで3~5回戦を行った。欠場した秋田を除く5県で争った団体の本県は2勝2敗で3位入賞した。山形が初優勝を飾った。先鋒(せんぽう)吉原理一郎六段(21)=盛岡市、副将渡辺健(つよし)六段(53)=同=が個人戦で2位に入った。

 福島との3回戦で吉原六段は布石でポイントを挙げ、徐々に差を広げて手堅く逃げ切った。渡辺六段は序盤から難しい戦い。誤算があり、やや非勢に立った。中盤にチャンスがあったが秒読みに追われて見逃し、惜敗した。大将熊谷将人六段(37)=花巻市=は序盤からリードを奪い優勢を築いたが、後半見損じがあり逆転負けを喫した。

 4回戦は青森との対戦。吉原六段は序盤で得意の形を築いた。大石が攻められやや非勢になったが、ヨセで抜き去った。渡辺六段は劣勢の中、得意のシノギ勝負に持ち込んだが大石が取られた。熊谷六段は序盤から難解な戦い。終盤で粘り、相手を追い込んだがわずかに及ばなかった。

 山形との5回戦では、吉原六段は互角の進行から中盤の失着でやや苦しい形勢に。相手の大石を取りに行ったが失敗した。渡辺六段は序盤から一進一退の攻防。相手のミスに乗じて一気に抜き去った。熊谷六段は序盤から激しい戦いを繰り広げ、相手の失着から優勢を築いた。秒読みに追われながらも逃げ切った。

 個人戦は吉原六段が3勝1敗、渡辺六段が2勝2敗。熊谷六段は1勝3敗で5位だった。

 初出場で個人入賞を果たした吉原六段は「こんなに勝てると思っていなかった」と喜び、渡辺六段は「2勝2敗でなんとか納めることができた」と振り返った。本県の簡(かん)聡監督(57)=盛岡市=は「目標とした順位ではなかったが、最後に優勝チームに勝つことができて有終の美を飾った」と総括した。

 

 総合成績は次の通り(個人戦は3位まで)。

 ◇団体①山形3勝1敗②青森3勝1敗③岩手2勝2敗④宮城1勝3敗⑤福島1勝3敗(勝ち数が同じ場合は得点差で順位を決定)

 ◇個人▽大将①平岡聡(宮城)4勝②太田尚吾(山形)2勝2敗③宮腰典明(福島)2勝2敗(勝ち数が同じ場合は当該選手の対戦結果で順位を決定)

 ▽副将①嶋脇雄一郎(青森)4勝②渡辺健(岩手)2勝2敗③斎藤欣也(山形)2勝2敗

 ▽先鋒①舩山悠介(山形)4勝②吉原理一郎(岩手)3勝1敗③須藤大治(青森)2勝2敗

▽3回戦
 岩手           福島
 熊谷 将人⑥(白中押し) 宮腰 典明⑥○
 渡辺  健⑥(黒17目半)鈴木 広幸⑥○
○吉原理一郎⑥(黒中押し) 阿部  俊⑥

▽4回戦
 岩手           青森
 熊谷 将人⑥(白1目半) 野口 真弘⑥○
 渡辺  健⑥(黒中押し) 嶋脇雄一郎⑥○
○吉原理一郎⑥(黒8目半) 須藤 大治⑥

▽5回戦
 岩手           山形
○熊谷 将人⑥(黒中押し) 太田 尚吾⑥
○渡辺  健⑥(白中押し) 斎藤 欣也⑥
 吉原理一郎⑥(白中押し) 舩山 悠介⑥○

(丸数字は段位)

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