2021.06.21

鶏頭山(花巻市)=6月20日

絶好の登山日和

報告:岩手日報社 編集局 八重樫卓也

 花巻市大迫町の岳地区の手前にある駐車場に車を止め、午前9時過ぎに登頂を開始しました。梅雨入りしたとみられる、との気象庁の発表の翌日で、天候を心配したものの絶好の登山日和でした。

 白く小さな花が寄り添うように咲くフタリシズカが登山道沿いに連なるように後押しする樹林帯をゆっくり一歩一歩。2時間半ほどで避難小屋に着きました。ペースはかなりゆっくりめ。

 さらに登っていくと、ハイマツに覆われ、ごつごつとした岩がむき出しの山頂エリアに。視界が開けるとともに、疲れを癒やしてくれたのは色とりどりの山野草でした。薄紫色のチシマフウロがまず目に飛び込み、ミヤマシオガマの赤紫色、小さな白い花弁のツマトリソウやゴゼンタチバナ、かれんな黄色いミヤマキンバイも。岩場に張り付くように、命を輝かせる花たちに力をもらい、まずはかつての鶏頭山山頂へ。小さな地蔵さんが迎えてくれ、眼前には早池峰山、薬師岳の山頂、振り返ると岩手山が見えました。

 さらに、鶏頭山頂へアタック。約30分の道中には見頃を迎えた白いコバイケイソウがルート沿いや斜面の至るところに咲き、最後の一押しに。たどり着いた頂ではさらに近くに早池峰山頂が望め、360度のパノラマが広がっていました。

鶏頭山頂。奥に見えるのが早池峰山