2021.06.19

栗木鉄山跡(住田)国史跡に 文化審答申、明治創業の製鉄所

国史跡への登録が答申された栗木鉄山跡。高炉跡などの遺構が残り、製鉄の歴史を伝える=住田町世田米
国史跡への登録が答申された栗木鉄山跡。高炉跡などの遺構が残り、製鉄の歴史を伝える=住田町世田米

 国の文化審議会(佐藤信会長)は18日、住田町世田米(せたまい)の「栗木鉄山跡」を国史跡に指定するよう萩生田光一文部科学相に答申した。明治、大正期に操業した民営の製鉄所跡。釜石や八幡(福岡県)での近代製鉄が本格化する前の遺構で、2基の高炉や本社事務所、水路の跡などが良好な状態で残る。製鉄の歴史を伝える重要な遺跡として認められた。

 栗木鉄山跡は国道397号沿い、大股川上流の谷底の平地に立地。山地型の製鉄所で、山間地形を生かした高炉様式は全国的にも珍しい。当時の写真から、斜面の上から高炉に鉄鉱石や木炭を投入していたことが分かる。国史跡指定対象面積は3万3863平方メートル。

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 詳報は、6月19日付の岩手日報本紙をご覧ください。

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