2021.06.01

★発見!わがまち SDGs★ 中古学用品 譲り合い

 制服やランドセル、子ども向け辞書など、児童生徒の成長とともに要らなくなる学用品。これから必要になる家庭にとって、出費の負担は小さくない。盛岡市北飯岡の高山七虹(ななこ)さん(盛岡一高2年)は両者を結ぶ交換会を企画し、成功させた。図らずも国連の持続可能な開発目標(SDGs)「つくる責任 つかう責任」につながった。

 11月末、同市下飯岡の飯岡農業構造改善センターに中古の学用品が並んだ。「私と同じくらいの身長なら、これで大丈夫ですよ」。高山さんは制服のサイズを気にする保護者に対し、丁寧に説明した。2日間で無償提供につながったのは約300点に上った。

 企画の源流は親の転勤に伴い、小学校時代に経験した4度の転校。思い返し「学用品を譲ってくれる人がいれば家庭の負担も減る」と動き始めた。

 盛岡一高の協力で印刷し、母校飯岡中の生徒と保護者計約250人にアンケート調査を実施。「中古学用品を譲ってほしい」と思う保護者が7割を超え、交換会開催を決断した。

 立ち上げた任意団体「#スクールエコもりおか」として活動。同市のNPO法人レイ・オブ・ホープ(魚山宏理事長)から学用品の回収作業など最低限の協力は得たが、回収場所5カ所や交換会の会場の交渉、イベントのチラシ配りなど、ほとんど1人で動いた。

・・・(以下、略)・・・