2021.05.08

文化財の網羅的調査 増す必要性 県内、背景に災害や人口減

多数の郷土資料を収蔵するえさし郷土文化館。防災や継承、活用など、さまざまな観点から膨大な資料の網羅的調査とリスト化が欠かせない=奥州市江刺
多数の郷土資料を収蔵するえさし郷土文化館。防災や継承、活用など、さまざまな観点から膨大な資料の網羅的調査とリスト化が欠かせない=奥州市江刺

 県内で、複数の自治体が文化財の網羅的調査に乗り出している。背景にあるのは多発する災害、そして人口減少の波。文化財を守るためには「待ったなし」の状況だ。全体像の把握は、近年重要視されるようになった文化財の「活用」を適切に進めるためにも欠かせない。社会情勢の変化に伴い、調査の必要性は増している。

 奥州市は、2017年度から文化財調査事業に着手した。昨年2月には国立歴史民俗博物館、学術資料調査を手掛ける合同会社AMANE(アマネ)と覚書を締結し、同市江刺のえさし郷土文化館などで合同調査をスタートさせた。

 対象は民具や文書類。昭和期の行政文書なども含む。同市の文化財は文書類だけでも40万点とも言われるが、公共の施設にあるものすら全体像は把握されていない。網羅的調査とリスト化で、適切な管理、活用に結びつける。

◇      ◇

 詳報は、5月8日付の岩手日報本紙をご覧ください。

定期購読申し込み・ご案内

岩手日報本紙電子新聞