川崎市出身で陸前高田市に昨年移住した写真家の飯塚麻美さん(24)は、初の写真集「報(しら)せ」を出版した。学生時代、東日本大震災の復興支援のため同市に通い、現地で出会った一人の高齢女性の多様な表情を収めた。「自分を成長させてくれた陸前高田への愛を込めた」という力作となった。

 写真集はA4変型判、100ページ。被写体は同市広田町で農業と漁業を営む村上ノブ子さん(84)で、2019年春から20年秋にかけて撮影した82点を収録した。野菜を収穫する姿、アップにした温かみある表情など光のコントラストを巧みに表現した。

 同市小友町の箱根山テラスで9日まで、出版記念展を開いている。午後1~8時で入場無料。写真集は2750円で、会場のほかネットショップ(https://asamiiizuka.base.shop/)で購入できる。