2021.05.06

圧巻 毎回18奪三振 富士大・金村が完全試合

 北東北大学野球春季リーグ1部は17日、花巻市の花巻球場で開幕して2試合が行われ、富士大の金村尚真(3年、岡山学芸館)がノースアジア大戦でリーグ史上2人目の完全試合を成し遂げた。2017年秋の鈴木翔天(富士大、現楽天)以来の快挙。金村は18三振を奪ったほか、内野ゴロ3、内野飛・直3、外野飛3。133球で27個のアウトを取った。
 富士大打線は0―0で迎えた九回、山城響主将(4年、沖縄・知念)の左越えソロで先制。続く佐藤大雅(4年、北海道・北海)も左越えに本塁打を放ち、2―0で勝利した。

・・・(中略)・・・

 

フォーム改良 球に威力 富士大・金村が完全試合

 開幕戦で富士大の右腕が快挙を成し遂げた。金村尚真(3年)は力強い速球と切れ味鋭い変化球を武器にリーグ史上2人目の完全試合を達成。リーグ最多タイとなる毎回の18三振を奪い、最後まで1人の走者も許さなかった。
 昨秋の最優秀選手がパーフェクトな投球を見せた。試合後に「開幕戦で緊張もあった」と明かしたが、雨の中で落ち着いたプレートさばきを披露。テンポの良い投球でアウトを積み重ねた。
 雨でボールが滑るため、制球より強い球を投げることを意識した。腕を振って投げ込んだ球に相手打者のバットは次々に空を切った。好リードで支えた佐藤大雅(4年)は「外角だけでなく内角も意識して使うと試合前から話していた。終盤はストレートが高めに浮いたが、変化球で勝負できた」と胸を張った。
 打線の援護は九回。先頭の山城響主将(同)が左越えに本塁打を放って均衡を破った。主砲の佐藤大もソロ本塁打で続いて2点のリード。「九回に打ってくれたので、抑えようとさらに力を込めた」と金村。最終回も危なげない投球で、人生初の完全試合にガッツポーズで喜びを表した。

・・・(以下、略)・・・

 

 (大友 亮)