2021.05.31

栗駒国定公園・焼石連峰(奥州市)=28日7時30分~

緑まぶしいブナ林!

報告:日本自然保護協会 自然観察指導員 鈴木清明

新緑が美しいブナ林です

 本日の山の天気予報はC判定。取りあえずは雨さえなければということで、つぶ沼コースから入山しました。かなりの強風で樹木を揺さぶる音が激しいです!

 途中一時小雨に見舞われましたが、至って爽やかな緑が目にまぶしいブナ林です!

 ブナ林では夏鳥達のさえずりでとても気持ちが安まり癒されました。イカルやキビタキ、コルリ、クロジ、センダイムシクイ、オオルリ、サンショウクイなどの声に、マミジロの美しいさえずりには聞きほれて、しばし足を止めて聞き入っていました。

 あいにく姿は拝めませんでしたが、18種類の小鳥達のさえずりを耳にすることができました。

 また、登山道脇にはギンリョウソウが顔を出し始めており、タニウツギ、ホウチャクソウ、雪椿、ツルシキミ、コヨウラクツツジ、シラネアオイ、ツクバネソウにツバメオモトやカモメラン、コケイランなど25種類の花を見ることができました。

 ブナ林の中を歩いていて急に明るい感じで迎えるのは、タムシバやムシカリの白い花にムラサキヤシオツツジの赤系の花がブナ林の緑色に強烈な印象を与えてくれました。

 本日初めてお目にかかった花がありました。ジンチョウゲ科のカラスシキミという花です。控え目に咲く好印象の花でした。

 午前中は、銀名水上方は風と雨(濃霧)模様。初夏の3沼巡りを検討し石沼へ降りていきましたが、石沼は雪解け水で満々と水をたたえ、中沼への道は水没して通行不可で引き返して来ました。結果的に分岐でタイムオーバーとなり、お弁当を食べて下山して来ました。

 ブナ林の新緑がまぶしい印象的な1日となりました。

満面と水をたたえた石沼俯瞰
午後の山頂方向、新緑の上に
満々と雪解け水の石沼
ホウチャクソウの花がきれいに並んでいました
お初のジンチョウゲ科のカラスシキミ。控え目な花です
コケイランみっけ!
清楚な姿のツバメオモトが咲き出しています
ブナの実生。いっぱい付けてます
羽化し準備中のハルゼミでしょうか?