一関市の80代女性が市職員などをかたる男らから現金20万円をだまし取られる特殊詐欺被害が発生した。一関署によると4月28日午後3時半ごろ、女性の固定電話に市職員をかたる男から「保険金の還付金がある」などと連絡があった。直後に金融機関の職員をかたる男が電話で「還付金振り込みのため、口座番号や暗証番号を教えてほしい」と告げ、女性はその指示に従った。

 その後、金融機関の職員を名乗る女が女性宅を訪れ、封筒にキャッシュカードを入れるよう指示。「割り印をするので印鑑を用意してほしい」と説明され、女性は印鑑を取りにその場を離れた。女が封筒を置いて帰り、女性が帰宅した家族とともに封筒を開けると、トランプカード1枚が入っており被害が発覚。口座から20万円が引き出されていた。

 同署の阿部寿之生活安全課長は「電話で暗証番号などの個人情報を絶対に教えてはならない。もうけ話を持ち掛けられたら、一人で判断せずに家族や警察に相談してほしい」と呼び掛ける。